やっぱり昭和人だわ!俺は(笑い)

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2008年6月23日月曜日

主要産油国と消費国の会合で

以下一部Bloombergの記事から抜粋
サウジは7月の増産後も、原油市場が必要とすれば一段の供給拡大を実施する可能性があると語った。
原油相場が16日にバレル当たり139.89ドルと最高値を更新したのを受け、サウジは同会合で7月に20万バレル増産し日量970万バレルとする計画を発表。サウジのアブドラ国王はこの日の会合で、サウジが「合理的」な価格を追求すると述べた。一方、石油輸出国機構(OPEC)のヘリル議長は、製油会社は一段の原油を必要としてはいないことから、サウジの増産は「不合理」だと指摘した。

  ヌアイミ石油相は、2009年末までにサウジの生産能力を日量1250万ドルに引き上げ、その後も必要ならば1500万バレルまで上げる可能性があると述べた…。        以上


OPEC対サウジアラビアで意思統一が図れなかったようですが サウジの発言は一応原油相場を一時押し下げる材料か?と思いきや ニュースが流れた途端に原油相場は強含みで上がりだしました。
先日も書きましたが
ほとんどただ同然のものがバレル100数十ドルにもなろうかとなっている訳で 日々入ってくる巨大な原油販売代金は結局当面は使い道がありません。
 結局のところ世界の胴元達や化け物ヘッジファンドなどに託す事になります。
原油は価格があがればあがるほど エンドレス状態で胴元やヘッジファンドに増大しながら流れこむ仕組みです。
因って一般常識からで考えても 彼らが(胴元達がお得意さんに対して)原油に関しては売り方のポジションなど取るわけがありません。
所謂利害の一致と言うやつですね?
詰まるところ 《これからも余程の予測外の急変が起こらない限り 原油は下がらない!》という3段論法が成り立ちます(笑)。

いい迷惑なのは 世界中の消費国側の我々のような貧乏人の民衆達といった構図です。
『私は貧乏人じゃーない! お前らとは違うわ!此の馬鹿者め!』と私に怒っている方がもしいらっしゃったら 彼らの桁外れの本当の豊かさを知らないだけです。
比べている対象(リッチマン達)はあなたの周りにいる人達ではありません、念のため…。

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